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コンサート・リポートNo.1


ふたりのビッグショー〔☆大橋純子☆渡辺真知子

1999/12/13放送(NHK総合)

会場:新見文化交流館(岡山県)

〈J=☆大橋純子さんM=☆渡辺真知子さん


【幕開け】

「お待たせしました!ふたりのビッグショー!!」
美しく・力強く・熱きハーモニー!☆大橋純子☆渡辺真知子!!」

-----輝くお二人の登場です!-----

《Opening Song》
M:song「迷い道→♪現在・過去・未来〜♪」☆渡辺真知子さん
J:song「たそがれマイ・ラブ→♪今は夏〜♪」☆大橋純子さん


〈Talking Corner 1〉

M:「はい,ただいま聴いていただいた私のデビュ−曲の‘迷い道’がヒットしたのが1978年!」
J:「そして,私が歌いました‘たそがれマイ・ラブ’,これもね1978年!」
M・J:「はぁーら!」
M:「と言うことは?」
J:「ま,言ってみれば」
M:「はい」
J:「同期生!」
M:「同期生!ネー!」
J:「そうか」
M:「そうですネ,まあ,あの頃と言うと丁度ニューミュージックがネ,全盛の時代だったですネ,ウン!」
J:「そうです・そうです・そうです。特に目立っていたのが,ホラ,私達を見なさい!女性スウィンガー!!」(客席から拍手)
M:「まずは私達が選んだ‘ニューミュージックの名曲’のメドレーで楽しんでいただきましょう!」
J:「はい,どーぞー!」

《Song corner 1》

M・J:song「みずいろの雨→♪はー,みずいろの雨〜♪」
J・M:song「フィーリング→♪ただ,一度だけの〜♪」
M:song「恋に落ちて→♪もしも願いが,かなうなら〜♪」
J:song「for you→♪涙をふいて,あなたの指で〜♪」
M・J:song「アメリカン・フィーリング→♪あなたからの,エアーメール〜♪」
J・M:song「悲しみが止まらない→♪I can't stop the loneliness〜♪」

〈Talking Corner 2〉

J:「イヤー,歌いましたよー!」
M:「ハッ・ハッ・ハー(笑い声)。こんなに小さな身体の中に,このパワーは,ネー!,どこからくるんでしょうかネ?ゾクゾク
しましたヨ!」

J:「どうも有難う!なんだろうなと思ったんですけど,言われてみれば,ふる里か,ナ?!」
M:「ふる里と言うことでしょうかネ?」
J:「フン・フン!」
M:「え〜と,ご出身が北海道の?」
J:「夕張市(ゆうばりし)!」
J:「皆さん,ご存知だったでしょうか?雪とか氷って言うのは,音を吸収するんです。」
M:「ははー?!
(本当かなと疑問のお顔
J:「結局,あのー,雪国の人はみんな声がでかいです!」(客席から笑いの声)
M:「ま,そう言うわけでネ,北国の人,みんな声が大きいんですか?」
J:「大きいんです!」
M:「ははー!
(今度は納得のお顔)
J:「それと同時にもう一つ理由があります。」
M:「はい,なんでしょう?」
J:「うちの実家の裏に,すぐ裏に線路が走っておりまして」
M:「ウン」
J:「夕張って言えば,炭坑で昔有名でしたから」
M:「そうですネ」
J:「汽車が走っておりました。すぐ近くを!ですから,みんな声が大きくなりまして」
M:「私もなんと!」
J:「はい」
M:「私のうちの前に」
J:「うん」
M:「ま,それは,あのー,電車ですけどネ」
J:「うん」
M:「走っているんですヨ。丁度,ガードなんかもななめ前にあるんでネ」
J:「あー,じゃーすごいね!」
M:「もう呼ぶ時に,うちの母なんかも,真知子ー!な〜にー・お母さーん!」(会場は大爆笑の渦!!)
M:「こんな感じで言わないと!」
J:「家中でさけんでるワケ?!」
(会場またまた爆笑!)
M:「そうなんです!二人とも,同じような体型・環境があったワケですネ!」
J:「ねー,声の大きさといい」
M:「はい」
J:「ねー!」
M:「ネー!」
J:「不思議だわー!・・・体型,こんなに,でも違うネー!?」
(会場から大受けの笑い)
M:「・・・(すかさず)たとえばですヨ!」
J:「はい」
M:「これは遠近法でもなんでもございません。」
J:「はー?」
M:「同じ所に立っているんですけど,私が(うしろに)少しさがってみましょう」
(とっさのスゴイ気転に驚きと笑い!)
M:「これで,どうですか?!」
(会場はもう大笑いと拍手の山)
J:「それじゃー,真知子ちゃん・・・それじゃー私に失礼だよ!ハ・ハ・ハ(笑い)」
M:「イヤイヤ,顔の大きさはわかりませんヨ!」
(もう笑いが止まりません!)
J:「いやいや!」
M:「どう言うふうになるのかわかりませんけど?!」
J:「私も全体的にちっちゃいからネー!」
M:「・・・(右手をグルグル回しながら)さーて!ここで曲!!」
(もう我慢しきれず!)
J:「アッ,いきなり切ったネ!」
M:「えー!何か不利なような感じがしてきましたんでネ!!」
M:「じゃー,大きく行きましょう!世界中で大ヒットを飛ばしたバラードを!!」
J:「あのタイタニックのテーマソング,‘My Heart Will Go On’!」
M:「それでは,お聴きくださーい!」

《Song corner 2》

M・J:song「My Heart Will Go On→♪every night in my dreams〜♪」

〈Talking Corner 3〉

M:「はい,そろそろお互いにとって,ネー,またまた大切な一曲,ここでご披露したいと思いますが!」
J:「私はね,やっぱり‘シルエット・ロマンス’かな!」
M:「ワー,大好きですネー!」
(客席から拍手)
J:「有難うございます。」
M:「その,なんか思い出のある一曲って言うのに‘シルエット・ロマンス’を選んだワケは?」
J:「はい,丁度ねデビューして10年目位を迎える時で,だんだん自分がね,本当に歌が好きなのかどうなのか
わからなくなって来た,そう言う迷いが出た時がありまして,丁度10年目位。で,私,歌手になる前からニュー
ヨークに行きたい・・・あこがれてまして,で,あー,ここで一回休んだ方がいいなと私はなんだかわからないけ
ど,その時ひらめいたんです。ヨシ!この曲を私はヒットさせて,みなさんに浸透してもらって,大橋純子=‘シ
ルエット・ロマンス’って作ってそれで私は休業に入ろうと思ったのね!」

M:「ヘー!?」
J:「で,あの当時はテレビの音楽番組が多かったので,歌う場合もテレビが多かったです。で,基本的に私,
はずかしいんであまりカメラをジーと見ることが出来ないんですけど,でもね,私,この‘シルエット・ロマンス’
だけは本当にカメラのむこうのみなさん一人々に,この歌をトドケー!って言う気持で,本当に届けたい気持で
カメラにクイ入るように私・・・」

M:「どんな感じで(カメラを)見たんですか?」

・・・一瞬カメラに真剣なマナザシでクイ入るお二人のスタイル!(客席から笑いの声)・・・

M:「アッ,そうですか!」
J:「こう言う感じでこの歌を歌ったんですよ!」
M:「エー!!!」
J:「ところで真知子ちゃん,真知子ちゃんの大切な一曲?!」
M:「私の大切な一曲は,‘かもめが翔んだ日’ですネ!」
(客席から拍手)
J:「あれもいい曲よねー!」
M:「有難うございます。これがですネー,あのー,丁度純子さんと同じ位の今から,ま,10(年)チョイ前
ですネ,外国に行ってるワケなんですけど。・・・私はニューヨークじゃなくて,(一呼吸の間をおいて)アリ
ゾナと言う,もう全然違う場所ですネ。で,そこで,イースタンのパーテイがありまして,やはり歌い手と言う
ことはみんなわかっていたので,あのー,一曲,そのー,アリゾナの砂漠の大きなパームトゥリーの下で,キー
ボードを一台,えー,最初は‘We Are The World’と言うネ,みんな知っていそうな歌を弾き語りで歌った
んです。で,それなりの拍手はワーと来て,で,まー,アンコール。ウ〜ン!(次に)オリジナル曲を歌って
くれ!と言うことで。エッ,ナニ・・・を歌ったらいいんだろー?・・・思わず歌ったのが,♪ハーバーライト
が〜♪‘かもめが翔んだ日’を弾き語りをして・・・ドキドキでした!・・・私のことを知ってる人なんか一
人もいなかったし,もし,ウケなかったら・ネー,傷ついちゃいますよネー!日本でだけでしか通じないのか
ナ〜って?!・・・ところが歌い終わったあと,拍手が止まない程来て,ビューティフル!とかエクセレント!
とか,ネ!!!・・・あー,10年間?!今まで何をやってたんだろう?!自分の生まれたこの国で,えー,
自分の身体の中に備わった,今までお話してきた環境やそれから日本語や素晴しいメロディーライン。ウン,
これをなんで一番最初にみんなに紹介出来なかったんだろう!「目からウロコが落ちた!」そうした教えてくれた
曲が‘かもめが翔んだ日’です!!!」

J:「それでは,真知子ちゃんからどーぞ!」

《Song corner 3》

M:song「かもめが翔んだ日→♪ハーバーライトが朝日にかわーるー,その時,一羽のかもめが翔んだ〜♪」
J:song「シルエット・ロマンス→♪恋する女は夢みたがりの,いつもヒロイン,つかのまの〜♪」

〈Talking Corner 4〉

・・17歳当時(今から10年前???)のお二人のポ−トレ−ト写真を見ながら・・

M:「ワ〜!」
J:「なんか,はずかしいねー!」
M:「ネー!」
J:「真知子ちゃん,同じ顔してる!平和で変ってないねー!」
(客席から笑い)
M:「で,ですヨー。さてさて,可愛い!・・・‘えくぼ’が!そう,二人とも‘えくぼ’があるんですネ?!共通点がこんなに多い
ことが,このビッグショーで知りましたネー!」

J:「でも私,最近この‘えくぼ’がイヤ!シワに一緒になって来ているのがイヤ!」
(客席たまらず笑いの声)
M:「いや,私もそうかも知れないんですけど,中から押し出してますから大丈夫です!」
(会場は再度大受けで大爆笑の渦!!)
J:「私はそこまで言ってないよ!真知子ちゃん。自分から言わないで!(笑い)」
M:「はい(笑い)」
M:「ま,二人とも学生の頃に,ネー,音楽に,もう恋してる!そう言う,ネー,形の方がやっぱりスンナリ行くのかも
知れませんが・・・?!」

J:「ねー,どちらかと言うとやっぱり音楽好きだったのよ!」
M:「そう言うワケですネ!」
J:「そんな私達にふさわしい歌を歌いましょうか?真知子ちゃん!」
M:「そうですネ!」
J:「それでは,真知子ちゃんから先にどーぞ」
M:「はい!!」

《Song corner 4》

M:song「歌って 歌って 恋をして→♪かなしい時歌う歌,うれしい時歌う歌〜♪」
J:song「Sing'in The Love→♪そばにいればすぐに,指も胸もあたたまるでしょう〜♪」

〈Last Talking 〉

J:「泳いで来たねー!」
M:「はいー!・・・えー,私達の‘ふたりのビッグショー’。えー,これも残すところ最後の歌になってしまいました!」
JM:「じゃー,行ってみましょうー!」

《Last Song corner 5》

M・J:song「唇よ,熱く君を語れ→♪南風は女神,絹ずれの魔術〜♪」
J・M:song「シンプル・ラブ→♪シンプル・ラブ,考えすぎねあなた〜♪」

【閉 幕】


(ひぐまから一言
久しぶりに‘美しく・力強く・熱きハーモニー!’『大橋純子さん&渡辺真知子さん』の“素晴しい
競演”を見させていただき・聴かせていただき・身も心も多いにリフレッシュさせていただきました。
本当に「プロの醍醐味」と「爽やかな感動」を有難うございました!心から拍手をお送りいたします!!



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